『抱きしめ保育』が 我が園の原点
0歳児から抱きしめて育てる
以上児は褒めながら、
しつけをする
出来る限り、素朴で、
自然を重視して育てる
以上児は褒めながら、
しつけをする
出来る限り、素朴で、
自然を重視して育てる
- 一日のうち何時間か、保護者その他の都合により、家庭・家族の保護を受けられない乳幼児に、限りなく家庭に近い環境を用意する事。間違ってはならない事は、保育園は一日のうち僅かに数時間を過ごす幼稚園や学校ではない。一日のうち十時間前後を過ごす事もある保育園は、限りなく百パーセント家庭的である事が望ましい。
- 日本の一人でも多くの子どもに、お慈悲の心に触れ、慈愛のスキンシップに包まれた人的環境、優しい和風の屋内環境、豊かな自然に恵まれた屋外環境等々の中、子どもにとって眼に優しい、体に優しい、心に優しい保育園生活を送る中で、自ずから豊かな心の持ち主に育ってもらう事。
- 乳幼児期の一時期に、自分は親や年長者から「大事にされた事がある」という思いを胸に、生涯、どんな境遇に在っても「生まれてきてよかった」と思えるような子どもを世に送り出す事。
- 子どもには、慕い、信頼できる大人が必要である。保育園で良い保育士に恵まれて良かったと思えるような幸せな子どもに全員なってもらう事。
- 朝夕の受け入れ、お別れは『合掌の心』で
- 一日の保育は、『抱きしめの情』で
- 保育は『食事と遊び(習い)は車の両輪』
保護者、保育士、調理員が一体となっての子育て - 晴天の日は、『園庭・外遊び、散歩』を重視
雨天の日は、プレイルームで
『体操、器械体操、読書(絵本)、遊戯』
朝の受け入れの時は、保護者には合掌で挨拶し、子供には合掌と抱きしめで、挨拶をいたします。合掌は、保護者、保育士双方の驕り、昂り、尊大な心を自然に沈め、尊敬の念と信頼の心、そして”安らぎの心情”が自ずから生まれます。職員同士の間も同様です。
一日の保育を通じて、乳幼児にとって一番大切なことは、ミルクや食事を十分摂って貰うこと。それから、健康と慈愛に満ちた保育士との触れ合いであります。食事は、一口でも多く食べてもらえるよう、ただそれだけを念じて工夫精進しています。新鮮で出来立ての、できるだけ温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちに食べさせ、味覚的にはより美味しく、視覚的にはより彩りよく、「食事と保育は車の両輪」。
保護者、保育士、調理員一体を保育園内の第一信条にしています。
- 三歳未満児と抱きしめ保育
- 朝の受け入れの挨拶時、朝の手洗いの前、保育活動中、昼食の手洗い前、午睡前、おやつの手洗い前、帰りのお別れの挨拶時等、一日に5・6回子どもたちをギュウと「抱きしめ」て子どもたちとの愛情を確かめ、「慈愛の保育」をしています。
- 三歳以上児と抱きしめ保育
- 午前中は教育的保育、午後は預かり的保育。朝の受け入れの挨拶時、朝の活動前、午睡前、帰りの準備後、帰りのお別れの挨拶時など、保育の切れ目切れ目等々に、抱きしめ保育を行います。
以上のことが理屈抜きに子育ての原点であり、園児にとってなくてはならないものである、と職員一同ふた心なく信じて保育をしています。
合 掌